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誤嚥の予防に舌圧を測定してみませんか?

みなさん、こんにちは。

ひしかわ歯科矯正歯科、歯科衛生士のみやざきです。

みなさんは、口腔機能低下症という言葉を聞いたことがありますか?

老化に伴い現れるようになった些細なお口のトラブルが進行すると「口腔機能低下症」という疾患になります。これは、感じる・噛み砕く・飲み込む・唾液を出すなどの機能が総合的に低下しているお口の病気のことです。

口腔機能低下症を放置していると、お食事をすることが難しくなり、お口だけでなく全身の筋力が衰え、特に高齢の方は要介護状態につながる可能性があります。

🦷口腔機能低下症の検査…

7つの評価項目のうち3つ以上該当する場合に口腔機能低下症と診断されます。

①口腔衛星状態不良(舌の汚れ)

②口腔乾燥(お口の中の水分量)

③咬合力低下(噛む力と残っている歯の数)

④舌口唇運動機能低下(舌や唇の動き)

⑤低舌圧(舌の力)

⑥咀嚼機能低下(噛む力)

⑦嚥下機能低下(ものを飲み込む力)

 

当院でも口腔機能低下症に関して、少しずつですが対応できる環境づくりを行なっております。

この度、舌圧測定器を導入することになりましたので、口腔機能低下症の項目になっている「低舌圧」についてもお話していきます!

 

舌圧」とは口の中に取り込んだ食べ物を上顎(口蓋)の前方部とで潰す力のことをいいます。

舌圧の基準値よりも低ければ正しく機能しているとは言えず、機能の改善をしなければならない対象になります。

🦷舌圧が低いと…

高齢の方だとお食事の際にむせたり、上手に飲み込めず誤嚥性肺炎の原因になります。また、食べこぼしなどをして十分に栄養が取れず低栄養に陥ってしまうことが考えられます。

若い方でも食べこぼしたり、滑舌が悪くなることがあります。また、不正咬合・歯列不正など歯並びに悪影響を及ぼすことが考えられます。

低舌圧を予防するには、「舌圧測定器」でご自身の舌圧がどれくらいあるのか調べる必要があります。

舌圧測定器:舌の力を測定する機械です。バルーン(風船部)を舌と上顎で挟んで押しつぶすことにより、舌の力を測定します。基準値と比較して、舌の力を確認します。

一般的に最大舌圧値が20kPa未満だと誤嚥のリスクが高くなると言われています。数値が低く、低舌圧の疑いがある方には舌の力を鍛えるトレーニングについてもご紹介していきます。低舌圧を予防するためにも、ぜひ舌圧測定を行なってみましょう!気になる方は、お気軽にスタッフにお声がけください。

 

当院では、ご高齢の方の口腔ケアについても対応しております。お口の中を綺麗に保つことで様々なトラブルを防止することができます。詳しくは、高齢者歯科(訪問歯科)ページをご覧ください!

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